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演劇

【チームナックス】『WARRIOR』のストーリーと史実の違いを比較調査!

【チームナックス】『WARRIOR』のストーリーと史実の違いを比較調査!

『日本一チケットが取れない劇団』として知られているチームナックスはこれまでに色々な舞台を演じてきました。

チームナックスがこれまでに演じてきたものには、時代物から現代物まで様々なシチュエーションのものがあります。

 

そんなチームナックスの舞台の中で『WARRIOR』という作品があり、江戸時代が生まれるきっかけとなった戦国時代を取り上げていました。

「三英傑」と言われる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康とその周りの人々を描いていますが、史実として知られているものとオリジナルが交差した物語になっています。

そこで今回は「【チームナックス】『WARRIOR』のストーリーと史実の違いを比較調査!」としてWARRIORの物語を掘り下げてみたいと思います!

チームナックス『WARRIOR』とは?

『WARRIOR』は2012年にチームナックスが演じた本公演の舞台です!

この作品は、チームナックスの舞台の中でも音楽がとても素晴らしく「音合わせ」と呼ばれれている演出が物語を更に盛り上げています。

チームナックスのメンバーが演じている役柄はこちらです!

森崎博之:柴田勝家
安田顕:徳川家康
戸次重幸:織田信長
大泉洋:明智光秀
音尾琢真:豊臣秀吉

この作品ではチームナックスのメンバー以外にもアンサンブルと呼ばれる共演者が濃姫や今川義元などを演じていて、舞台がよりダイナミックになりました。

また、このWARRIORでは迫力満点の殺陣のシーンがあります。

チームナックスのメンバー本人たちが「ここまで動くナックスはこれが最後じゃないか」と話すほど本格的な物でした。

更に、この作品は原案と演出はリーダーの森崎博之さんですが、脚本は『99.9』でも知られる宇田学さんです。

メンバー以外の脚本はこの作品が初めてだったので、当時新鮮だったのではないでしょうか?

もしまだ見たことが無く、興味を持った方がいればぜひ見てみてください!

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WARRIORのストーリーと史実の違い!

ここからは、WARRIORのストーリーと一般的な説となっている史実との違いについてご紹介します!

なお、ここからはネタバレの内容も含んでいるので、ご注意ください!

池田又兵衛が徳川家康になり切っていた

物語の中で徳川家康は織田信長に殺されてしまいますが、信長は家康によく似た絵描きの池田又兵衛に家康として生きるように命じました。

しかし、実際には池田又兵衛という絵描きは存在しないようです。

そのため、池田又兵衛が家康というのはオリジナルの物語でした!

池田又兵衛は実在しなかった人物ですが、戦国時代の合戦を描いた絵は存在していて、桶狭間の合戦の浮世絵は有名ですね。

WARRIORではこの浮世絵を描いた人物が池田又兵衛のモデルになった可能性がありそうですね。

濃姫は明智光秀とも結婚していた

物語の中では、濃姫は織田信長と結婚する前に明智光秀とも結婚していたと描かれていました。

しかし、実際には明智光秀と濃姫は従兄弟の関係だと言われています。

明智光秀と織田信長、濃姫の関係性は大河ドラマ「麒麟が来る」でも話題になりましたね。

しかし、同じく大河ドラマ「功名が辻」では濃姫(帰蝶)が光秀に恋をするというストーリーがあり、全くのオリジナルではない可能性があります。

WARRIORの中では、信長と光秀の間で揺れ動く濃姫も見どころの一つなので、一説だと思って見てみるとまた違った面白さがあるかもしれませんね!

本能寺の変は豊臣秀吉が黒幕

一般的には、織田信長を死に追いやった本能寺の変は明智光秀が信長を謀反して起こったと言われています。

しかし、WARRIORの物語では豊臣秀吉が黒幕だとされていました。

こちらの説も、実は一説にあったようです。

筆者もこの秀吉黒幕説は一番興味深くみていました!

歴史は現代に生きている人が誰もいなくて、色々な古文書や絵画などから分析していきます。

WARRIORを見て、実際はどうだったのかな?と色々想像していくことも楽しさの一つではないでしょうか?

まとめ

ここまで「【チームナックス】『WARRIOR』のストーリーと史実の違いを比較調査!」として、WARRIORのストーリーと史実の違いについて検証してみました。

 

その結果、WARRIORの世界観は完全なオリジナルであるエピソードもありましたが、よく調べてみると一説として存在しているエピソードもあります。

この作品の原案はリーダーの森崎博之さんで、ご本人は歴史が苦手だと話していますが、色々調べたりしてこの物語ができたのだと思われました。

WARRIORは公演から年数が経ってもチームナックスの中でも人気の作品です。

興味を持った方がいればぜひオススメしますよ!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。