安田顕さんは、今や日本の映画やドラマにはなくてはならない人気俳優です。
2022年秋の月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」で安田顕さんは医者役として初めて月9ドラマでレギュラー出演を果たしました。
そんな安田顕さんですが、実は芸能界で活動する前に医療事務として就職していた過去を持っています。
大学時代から安田顕さんは芸能事務所に所属して芸能活動していましたが、就職した理由について気になるところですよね。
また、大学卒業後就職したにも関わらず、安田顕さんは退職をして俳優に転身したのですが、そのきっかけについても知りたいところです。
そこでこの記事では、安田顕さんが医療事務をしていたことについてまとめてみました。
安田顕は医療事務をしていた!
安田顕さんは、1996年3月に北海学園大学を卒業した後に、札幌市内の総合病院で医療事務として就職していました。
安田「実は昔、医療事務の仕事をしていたことがあり、お医者さんや看護師の方の仕事を近くで拝見させてもらっていました」/安田顕がドラマ「白衣の戦士!」で“できる医師”に、沢村一樹は看護師長役 – 映画ナタリー https://t.co/GrGkIgXdUh
— てれびのスキマ/戸部田 誠 (@u5u) March 6, 2019
安田顕さんは、札幌市内の総合病院の歯科で医療事務として勤務していました。
ちなみに安田顕さんは、大学時代から芸能事務所「クリエイティブオフィスキュー」に所属して芸能活動をしています。
またクリエイティブオフィスキューでは、創業者の鈴井貴之さんが主宰していた劇団「オーパーツ」のメンバーでもありました。
そして、安田顕さんは大学時代にチームナックスのメンバーとも出会っていて、所属していた演劇研究会の中でもナックスのメンバーは人気もあったようです。
そのまま役者として活動するという道もあったと思うのですが、敢えて就職して社会人になった理由が気になりますよね?
就職した理由については?
楽しくサークルを続けてはいましたが、本格的に芝居をするとなると札幌には東京や大阪みたいな芸能の土壌がない。演劇で食っていけるかというとそれは現実的ではなく、卒業後は総合病院の医療事務員として就職しました。
引用元:婦人公論.jp
「水曜どうでしょう」やチームナックスのブレイクがきっかけで、北海道の芸能も注目を集めるようになりました。
しかし、それ以前は芸能活動をする土壌やノウハウが根付いていなくて、芸能活動一本でやっていくには大変だったようです。
安田顕さんだけではなく、チームナックスのリーダー森崎博之さんもそんな背景から大学卒業後は社会人の道を選んだのでしょうね。
そんな中でしたが、安田顕さんは医療事務の仕事をしながらも鈴井貴之さんの元で演劇などの芸能活動も続けていたのでした。
そのため、親睦を深めるための懇親会を欠席するなど、安田顕さんは職場内で馴染んでいたとは言えない状況だったようです。
俳優に転身したきっかけは?
安田顕さんは就職後10ヶ月で勤務していた病院を退職しています。
退職後は芸能活動一本に専念して、現在の俳優に至っているのはご存知の通りですね。
退職した背景について、安田顕さんは著書「北海道室蘭市本町一丁目四十六番地」で綴っていました。
辞めた理由は、役者になろうという強い思いを持って辞めたというのではなく、仕事が向いてないと思い、職場にもなじめずにいたため、芝居を口実に職場から逃げるためだったと後に回想している。退職後に元上司から「信頼は一度失うと決して戻ってはきません。あなたがこれからどういう道に進むか分かりませんが、人の信頼を裏切るようなことは今後しないでください。ご活躍をお祈りしております」という文面の年賀状が届いたことで意識が変わったという。
引用元:Wikipedia「安田顕」
また、出演した番組の中で安田顕さんは、転勤を内示されたことも退職の理由だったと話していたようです。
おはようございます。以前テレビで「丘珠の事務長に黒松内に転勤と言われたので、退職した」と話してました。N氏に聞いてみたら、だいたいはあっていたような記憶があります。
丘珠は札幌市内ですが、黒松内は札幌から遠く離れた場所です。
安田顕さんは職場内で馴染めなかったこともあると思いますが、芸能活動のことが頭にあり札幌から離れることも懸念して退職した可能性もありそうですね。
しかし、この選択が後の安田顕さんの人生を大きく変えたといっても過言ではないでしょう。
もし、安田顕さんがそのまま医療事務として勤務を続けていたら、チームナックスはきっと存在していなかったでしょうね。
まとめ
ここまで、安田顕さんが医療事務として勤務していたことについてまとめてきました。
安田顕さんは、大学卒業後芸能活動一本でやっていくことに不安を覚えて、総合病院に医療事務として就職しています。
しかし、職場に馴染めず芸能活動に未練があったこともあり、10ヶ月で退職をして芸能活動に専念することになりました。
その後の安田顕さんの活躍は大学卒業後の選択がきっかけになっていると言っても間違いではないでしょう。
安田顕さんは、2022年秋の月9ドラマで医者役を演じているほか、それまでにも医療ドラマに多数出演しています。
短いながらも病院で勤務していたことが、ドラマでの演技でも生かされているのかもしれませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。