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国葬で休みになるの?どんな式典で歴代に行われた例についても調査!

国葬で休みになるの?どんな式典で歴代に行われた例についても調査!

2022年7月8日に、安倍晋三元首相が演説中の凶弾によりお亡くなりになられました。

突然のニュースに日本中が悲しみに包まれて、色々考えてしまう人もたくさんいたのではないでしょうか?

安倍元首相の葬儀は家族葬でしたが、2022年7月14日に岸田首相が「2022年秋頃に安倍元首相の国葬を実施する方針」と明言しました。

ここで「国葬とはなに?」と思った人も多いのではないでしょうか?

昭和から平成に変わった頃を覚えている人は昭和天皇の『大喪の礼』が記憶にあると思いますが、その時には学校や会社は休みになったのです。

そのため、この度の国葬についても休みになるのでは?と考えてしまいますよね。

そこで、ここからは「国葬で休みになるの?どんな式典で歴代に行われた例についても調査!」と題して調べてみました。

国葬とは?

国葬とは国家の行事として、国の予算で執り行われる葬儀のことです。

国葬とは、国家に功労のあった人(君主、皇族、王族、政治家、軍人、学者、芸術家、宗教家、環境保護活動家など)の死に際し、国家の儀式として、国費をもって行われる葬儀のことである。

引用元:Wikipedia「国葬」

この度の安倍元首相の訃報に際しては、日本国内だけではなく海外でも大きく報じられ、国を挙げて服喪期間を定める国もあるくらいでした。

それだけ安倍元首相が多くの国や人たちに親しまれていたことがわかりますね。

そんなたくさんの声を受けて、岸田首相は国葬を行うことを決めたのではないでしょうか?

この国葬には、国内外からたくさんの人たちが安倍元首相に思いを馳せて集まりそうですね。

国葬で休みになる?

昭和天皇が崩御された際の葬儀にあたる「大喪の礼」では、学校や会社が休みになりました。

昭和天皇大喪は休日になったみたいだが吉田茂の国葬は公務員や学校が休みになった程度っぽい(あまり後者の情報がネットに無い)

Twitterより引用

筆者は、当時小学生だったので覚えていますが、昭和天皇の大喪の礼の時は学校もスーパーなどの店舗もお休みになっていました。

今回の場合は、どうなるか気になりますよね?

結論から申し上げますと、まだ決まっていないというところです。

安倍元首相より前の首相経験者の訃報に際しては、国葬ではないためもちろん一般の国民が休みになることはありませんでした。

また、天皇以外の皇族の方がお亡くなりになった場合も、お休みにはなっていません。

国葬は法律で定められている行事ではないです。

首相経験者の葬儀には国葬や国民葬や内閣・自民党の合同葬がある。政府によると、それぞれに明確な法律上の定義はないという。支出する主体の違いによって慣例で呼称を使い分け、いずれも国費の支出を閣議決定してきた。

引用元:日本経済新聞

これから内閣がどういった方向性をとっていくのか注目ですね!

歴代の国葬は?

では、歴代にはどんな人物の国葬が執り行われたのでしょうか?

第2次世界大戦が終わる前までは「国葬令」という法律のもとで、皇族や首相、著名な軍人などの葬儀が国葬として執り行われていました。

しかし、戦後に国葬令は廃止されています。

そんな戦後の国葬では、前述の昭和天皇の他には昭和42年に亡くなられた吉田茂元首相の国葬があったのみでした。

吉田茂は、第2次世界大戦の敗戦におけるサンフランシスコ平和条約に調印した元首相です。

また、吉田茂は麻生太郎元首相の祖父としても知られていますね。

もし、安倍元首相の国葬が行われると、皇族以外では吉田茂氏以来です。

経緯は決して喜ばしいことではありませんが、歴史的な行事を目にすることになりそうですね。

まとめ

ここまで、国葬について調査してまとめてみました。

 

安倍元首相の突然の訃報で注目を集めた国葬ですが、法律などで定められた式典ではないため、これからの方向性などが気になるところです。

多くの人たちが気になる部分として休みになるかどうかですが、こちらについても式典の内容とともに決められていくことでしょう。

吉田茂元首相以来の首相経験者の国葬がどんな式典になるのか、静かに見守っていきましょう。

そして、改めて安倍晋三元首相の訃報に際し、心からお悔やみ申し上げます。