2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が毎週放送されるごとに、色々なキーワードがTwitterのトレンドになってきました。
『鎌倉殿の13人』は北条政子の弟の北条義時を題材にした作品で、平安時代末期から鎌倉時代にかけての動乱について物語になっています。
そんな『鎌倉殿の13人』のトレンドの中で「全部大泉のせい」というキーワードが2022年4月17日の放送後から多数ツイートされていました。
「全部大泉のせい」が呟かれている理由について、源頼朝の無常さを見事に表現した大泉洋さんの演技も大きいと言われています。
そこでここからは「【全部大泉のせい】はなぜトレンドになった?大泉洋の演技や小栗旬のマスクに注目!」としてご紹介します!
【#全部大泉のせい】とは?
「全部大泉のせい」は「鎌倉殿の13人」撮影時、主演の小栗旬さんがマスクに書いていた言葉です!
2022年1月に放送された「北条ファミリーが語る!『鎌倉殿の13人』放送直前SP」の番組内で、大泉洋さんによって小栗旬さんのマスクについて語られていました。
「(頼朝は)役なわけじゃない。だけど(小栗は)どっちかというと頼朝さんでなくて、その中の役者を恨んでくるから。このご時世だから、マスクを必ず現場でしなければならない。彼はその白いマスクに必ず毎日メッセージを書くようになった。その中で秀逸だったのが『全部大泉のせい』って書いてあった。それは頼朝さんのせいで様々な災難が降りかかって北条家が大変になるという日があったんだけど、『全部頼朝のせい』であれば100歩譲っていいんだけど、『大泉のせい』て書いてあるから。中の人を嫌いになっちゃダメなのよ」と語った。
引用元:エキサイトニュース
また、小栗旬さんは他にも様々な大泉洋さんに対するメッセージをマスクに書いてきたそうです!
スタジオの小栗は「本当に大泉のせいが多いんですよ」とあきれるようにコメントして笑いを誘った。「全部大泉のせい」以外にも「ついに晴れました大泉さん」「大泉 パンありがとう」「爺様あー!!」とさまざまなバージョンのマスクを紹介。毎日、収録現場に到着してメークをしている間にマスクに文字を書き込んでいるそうで「きょうは何にしようか」と言葉を選んでいるという。
引用元:デイリー
小栗旬さんは、長丁場になるドラマの撮影で周りのキャストやスタッフに少しでも気が休まる時間を作ろうとしてマスクのメッセージを始めたのかもしれないですね!
マスクにメッセージも新型コロナ禍ならではのことでしょうね。
【#全部大泉のせい】がトレンドになった理由!
2022年4月17日に放送された「鎌倉殿の13人」第15話は、大泉洋さん演じる源頼朝が佐藤浩市さん演じる上総広常を陰謀に陥れるという展開でした。
第15話は「足固めの儀式」。源義経(菅田将暉)率いる一軍が迫っていると知った木曽義仲(青木崇高)は、後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる。一方、都ばかりに目を向ける源頼朝(大泉洋)に対し、御家人たちが失脚を企み、鎌倉は二分。義仲の嫡男・義高(市川染五郎)を旗頭とする反頼朝派には、上総広常(佐藤)も加わった。北条義時(小栗)は御家人たちの計画を潰すため、大江広元(栗原英雄)らと連携し…という展開。
しかし、すべては広常を脅威に感じていた頼朝の謀略だった。「最も頼りになる者は、最も恐ろしい」「敢えて謀反に加担させ、責めを負わせる。見事な策にございます」(広元)。梶原景時(中村獅童)に斬り役を命じ、さらには御家人たちの目にさらす粛清。その場は凍りつき、御家人たちは動けない。頼朝は「今こそ天下草創の時。わしに逆らう者は何人も許さん。肝に銘じよ!」と怒声を上げた。(引用元:スポニチアネックス)
作品の中でも人気の登場人物でもあった上総広常の最期でもあったため、大泉洋さん演じる源頼朝へのやるせない思いを持った視聴者はたくさんいたようです。
その思いは、源頼朝からキャストである大泉洋さんへと移行していき、「全部大泉のせい」や「大泉のせい」といったハッシュタグがトレンドになっていきました。
上総介ぇぇ…、、、、、めっちゃ好きだったのに、しかも手紙のところであああああああああああああああああああああ どんどん頼朝嫌いになっちゃう 全部大泉のせい #鎌倉殿の13人
心の底から、さっさと落馬しろ頼朝おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお前えええええええ #鎌倉殿の13人 #大泉のせい
しかし、ここまで多くの視聴者を感情移入させてしまう要因には、憎まれ役の源頼朝を見事に演じ切った大泉洋さんの演技力があってのことでしょう。
そんな大泉洋さんを絶賛する声もTwitterで多く呟かれていました!
全部、大泉のせい。うん、すごくよくわかる回だった。大泉のせいだわ。無念すぎる、上総介。もう、なんか、頼朝キライ。 ここまでムカムカさせる大泉さん、スゴイな。 #鎌倉殿の13人 #大泉のせい
頼朝のせいで、今後の大泉洋の好感度が心配。さすがにこの回は頼朝が嫌いになった。三谷脚本と、大泉洋の演技力のせいなんだけどさ。 #大泉のせい
#大泉のせい それだけ大泉も凄いという事だよね ぜんぶ大泉のせいだ
また、2022年春ドラマでは、大泉洋さんは大河ドラマの次の日には月9ドラマにも出演しています。
第15話の次の日の2022年4月18日には、番宣でフジテレビの「めざましテレビ」に出演いていました。
非情な源頼朝とは正反対な表情を見せる大泉洋さんに驚かされた人もたくさんいるのではないでしょうか?
✨✨3週連続企画✨✨
明日から3週連続で、
「めざましテレビ」に#綾瀬はるか さんと#大泉洋 さんがご出演‼️何やら不機嫌な大泉さん。
その理由は…❓放送でお確かめください😄#元彼の遺言状 #2話は明日よる9時放送 #綾瀬はるか× #大泉洋 #フジテレビ pic.twitter.com/MTeXj59fyD
— 【公式】綾瀬はるか×大泉洋『元彼の遺言状』2話は4月18日放送月9 (@motokare_cx_) April 17, 2022
同時期に2つのドラマ作品に出演していて、全く役柄の違う人物を演じたことに大泉洋さんの引き出しの多さや演技力を感じられた人も多いのでしょうね!
まとめ
ここまで「【全部大泉のせい】はなぜトレンドになった?大泉洋の演技や小栗旬のマスクに注目!」として、お届けしていきました!
その結果、「全部大泉のせい」は小栗旬さんがマスクに書いた大泉洋さんへのメッセージで「鎌倉殿の13人」が始まる前の特番で明かされていました。
その番組を見ていた視聴者が、2022年4月17日に放送された「鎌倉殿の13人」第15話で、源頼朝の非情さに対して呟かれたハッシュタグです。
上総広常に非情な仕打ちをした源頼朝を通して、大泉洋さんのことを嫌いになりそうになっている人も多くいました。
しかし、そこまで源頼朝に対するやるせない思いを抱いた背景には大泉洋さんの演技力の高さが大きいこともあったようです。
史実を知っている人では、これから源頼朝がどんな運命を辿っていくのかも想像がつくことでしょう。
そんな「鎌倉殿の13人」のこれからの展開を楽しみにしていきたいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。